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171.ハロウィンで浮かれた日本人の末路!

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教えて!あなたが見つけた「ハロウィン」

1992年10月17日夜の8時半、ルイジアナ州バトンルージュに留学していた高校3年生の、服部剛丈(はっとり よしひろ、1975年11月22日生まれ、当時16歳)が、ハロウィンの衣装を着用し[1]、寄宿先のホストブラザーのヘイメーカーとともにパーティに出かけた。しかし、訪問しようとした家と間違えてロドニー・ピアーズ家の敷地に足を踏み入れてしまった。ピアーズの妻は敷地内に侵入してきた変装した二人の男を発見し驚き、急いで屋内に逃げ込みドアのカギを閉め、夫に銃を持ってくるように叫んだ[2]。ピアーズの証言によれば、「このときヨシ(服部剛丈)はドアを激しく蹴り、罵声を発したとされる[3]。妻の叫びを聞いて夫のピアーズ(当時30歳)は護身用の拳銃を持ち出し、二人を不法侵入者と判断し銃を向けて、「フリーズ(Freeze「動くな」の意)」と警告した[3]

これに対し服部は誤解を晴らすために[4]「パーティに来たんです (We're here for the party.)」と微笑みながら片言の英語で説明したものの、警告を受けた場合の米国での対処のルールを知らず、立ち止まらずそのままピアーズの方に歩み続けた[5]。これに対してピアーズは服部に対して4回「ストップ (Stop!)」と叫んだとしている[3]。このとき米国人のヘイメーカーは状況が極めて危険であることが理解できたので、服部に大声で動かないように注意している。

ピアーズの側は、暗闇の中、自宅の敷地に侵入してきたハロウィンの服装をした男が、銃口を向けられ、警告を受けてもまったくそれに動ぜず、なお自分のほうに凶器[6]を手にして速度を緩めず近づいてくるのを見て非常に驚き恐怖を感じた[3]。そして男が玄関先約2.5mの近距離まで近づいてきたので威嚇射撃をする余裕もなくで彼の胸部に向けて拳銃を発砲した[7]。弾丸は服部の左肺の上部と下部を貫き、第7肋骨のあたりから抜け出た。救急車が呼ばれたが、服部は出血多量により、車中で息絶えた[8][9][10]

しかしながら、撃たれたとき服部は敷地内に侵入したものの、屋内へ立ち入ったわけではなかった。また服部が暗闇で手に持っていたのはピアーズが誤認した凶器ではなく、実際はカメラであったことが後に判明している。


by macallan_39 | 2016-10-24 08:52 | 民度